傷つきにくい素材選びや結婚指輪が傷だらけの時の対処方法
夫婦の愛の証として身につける結婚指輪。
購入当時はピカピカできれいだった指輪も、普段の生活によって傷や汚れが付着していくおそれもあります。
毎日身につけるものですし、できるだけきれいなままを保ちたいですよね。
目次
傷つきにくい素材を選ぶ
結婚指輪に傷をつきにくくする方法として、傷がつきにくい素材を選ぶのも良いでしょう。
一般的に結婚指輪によく使われるプラチナやゴールドは柔らかい素材で、そのままだと傷がつきやすいです。
ですので、基本的には他の金属と配合し、強度を高くして使われます。
例えばプラチナであれば、最も傷つきやすいのが純度100%のPt1000。
そして純度95%のPt950か純度90%のPt900が最も結婚指輪に人気ですが、純度が高いほど指輪自体は柔らかいんです。
他の金属と配合することで、強度を高めることはできますが、配合する金属によってはサイズ直しに適していなかったり、変色をする可能性もあるので、注意が必要です。
なお、チタンやステンレスの素材は強度も高く、傷や変色、変形にも強いでです。
アレルギーも起こしにくく、巷では人気の素材です。
傷つく可能性があるときは指輪を外す工夫も
日常生活の中で、指輪をはめたままだと傷がついてしまう恐れがある場合は、指輪を外すことも傷や汚れ、変色防止につながります。
・硬いものを触るとき
女性であれば硬い食器や金属、男性であれば硬い工具や金属を触る仕事をしているなど、硬いものは指輪を傷つける恐れがあります。
・温泉に入るとき
温泉の成分によっては、指輪の変色を招く恐れがあります。
・重い荷物を持つとき
重い荷物によって、指輪が傷ついたり、変形を起こす可能性があります。
変形を起こすと指輪が指から外れなくなる危険もありますので、注意が必要です。
・運動をするとき
大量の汗により、指輪の変色を招く恐れがあります。
また、マシントレーニングや各スポーツの器具によって指輪に傷や変形を起こす恐れもあります。
・化粧をするとき
化粧品にはたくさんの油分が含まれています。
こういった油分は指輪の表面を曇らせ、輝きをなくす恐れがあります。
こういったシーンでは、なるべく指輪を外してから行うことが望ましいでしょう。
ですが、はずす際は紛失を招く恐れもあります。紛失を防ぐためにも、必ず指輪を置く場所を確認し、いつも置いておく場所を統一するなど心がけましょう。
指輪が傷だらけになった場合の対処法
それでも日常生活を送っていると、指輪が傷だらけになってしまうこともあります。
そんな場合は、購入した店舗でまずは相談をしてみましょう。
購入した店舗であれば、クリーニングなどのサービスが無料の場合もあります。
また、結婚指輪を取り扱っている販売店でも有償にはなりますが、基本的に対応は可能です。
細かい傷は、仕上げ磨きや磨き直しでほとんど改善することが多いです。ただし、磨き直しを行う場合は、指輪を研磨しますのでその分指輪が少しずつ薄くなります。
頻繁に行うと、強度が弱くなることもあるので注意が必要です。
この記事の監修者
中込 早苗(Sanae Nakagomi)
ウェディングプランナー歴20年
アシスタント・ブライダルプランナー(ABP)資格所有
結婚は人生にとって大きな分岐点。嬉しいことばかりではなく、時には悩むこともあると思います。そんな時に当サイトが少しでもお役に立てればと思います。